無線従事者関係
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死亡したアマチュア無線家のことを「サイレントキー」(Silent Key、略してSK)という。元々モールス符号における略号"SK"は、無線局を閉局する際、送信機の電源を切る前に最後に送信する信号として使用されていた。これが、死亡したアマチュア無線家の意味に転じた。
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D-STARの運用についての決まりは特にありませんが、CQの出し方や
特定局を呼び出す場合は、アマチュア無線の慣例やレピータを利用する時
のマナー・モラルを意識するようにしましょう。
(基本は「無線局運用規則 第八章」です)
レピータの連続使用、長時間使用にならないように注意しましょう。
・CQを出す時や他局を呼び出す時は、簡潔に行いましょう。
・CQを何度も連続して行うのは控えましょう。
・QSOは短時間を心がけましょう。広域レピータは特に注意!
※20分とか30分とか連続使用が散見されます。他局が使えません!
※D-STARレピータは、ゲート越えで他のレピータから接続があります。
※広域レピータは、使用局やワッチ局が特に多いレピータです。
参考
"レピータの利用の交信は簡潔に…手短に…"は こちら (JARL WEB)
●CQを出す時や他局を呼び出す時は。
・事前によくワッチしてレピータが使用中でないか、他局がゲート越え
先から呼出中でないかを確かめましょう。(無線局運用規則)
・自局が使用しているレピータの名称とゲート越えの場合は接続先の
レビータの名称をアナウンスしましょう。
応答する局がどのように設定すれば良いかがわかります。
(ゲート越え:TOやURにCQCQCQでなく、レビータを設定した場合)
●ゲート越えの時は、カーチャンクをして接続先のレピータが使用中か
どうかを確かめましょう。
また、カーチャンクをすることにより自局の電波のアクセス状態やゲート
越えの状態も確認できます。
※「コールサン指定呼出」の時もどこのレピータに接続されるかがわから
ないため同様です。
・UR?: が表示されれば大丈夫です。(正常状態です)
・RPT?: が表示された場合は、接続先レピータが使用中の時がほとんど
ですが、無線機のMY(自局のコールサイン)設定が違う場合や
レピータの不具合でゲート越えをしてない時も表示されます。
・RX: が表示された時は、自局の電波がレピータへのアクセス状況が
悪い場合や無線機のMY(自局のコールサイン)が未設定などが考え
られます。(UR?:とRX: は、山かけの時も同様です)
※ゲート越えの時のカーチャンクは、少し間をあけて2回行うことを
お勧めします。
接続先のレピータでQSOをしている局の「どうぞ・了解」の間に
割り込みをしている場合があります。
※不要なカーチャンクや頻繁にカーチャンクをするのはやめましょう。
複数のレピータを順番に、手当たり次第にカーチャンクをしている
局がありますが、これもやめましょう!
前述の通り、使用中の局やゲート越えからの局が応答を待っている
ときがあるので、よくワッチして確認は必須です。
【呼出と応答方法】
●CQを出す場合
■山かけ (ゲート越えをしない時、TOやURが「CQCQCQ」の時)
呼出例:CQCQCQ こちらは JR1UTI、さいたま南レピータ山かけです。
どなたかQSOをお願いします。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1xxx です。
どうぞ
■ゲート越え (TOやURが「レピータ」の時)
呼出例:CQCQCQ こちらは JR1UTI、さいたま南レピータから須賀川
レピータです。須賀川レピータでお聞きの局QSOをお願いします。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1xxx、須賀川レピータからです。
どうぞ
■DVゲートウェイ (ターミナルモード・アクセスポイントモード)
呼出例:CQCQCQ こちらは JR1UTI、ターミナルモード(アクセス
ポイントモード)から須賀川レピータです。
須賀川レピータでお聞きの局QSOをお願いします。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1zzzz、須賀川レピータ山かけです。
どうぞ
■dmonitor
山かけ運用
呼出例:CQCQCQ こちらは JR1UTI、dmonitorから須賀川レピータ
山かけです。
お聞きの局QSOをお願いします。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1zzz です。
どうぞ
ゲート越え運用
呼出例:CQCQCQ こちらは JR1UTI、さいたま南レピータから須賀川
レピータです。dmonitor運用です。須賀川レピータお聞きの局
QSOをお願いします。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1xxx、須賀川レピータからです。
どうぞ
●特定の局を呼び出す場合(「コールサイン指定呼出」でない場合)
■山かけ (ゲート越えをしない時、TOやURが「CQCQCQ」の時)
呼出例:Jx1xxx こちらは JR1UTI、さいたま南レピータ山かけです。
お聞きでしたらQSOをお願いします。どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1xxx です。どうぞ
■ゲート越え (TOやURが「レピータ」の時)
呼出例:Jx1xxx こちらは JR1UTI、さいたま南レピータから須賀川
レピータです。お聞きでしたらQSOをお願いします。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1xxx、須賀川レピータからです。
どうぞ
■DVゲートウェイ
呼出例:Jx1xxx こちらは JR1UTI、ターミナルモード(アクセス
ポイントモード)から須賀川レピータです。
お聞きでしたらQSOをお願いします。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1xxxx、須賀川レピータからです。
どうぞ
■dmonitor
山かけ運用
呼出例:Jx1xxx こちらは JR1UTI、dmonitorから須賀川レピータ
山かけです。
お聞きでしたらQSOをお願いします。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1zzz です。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1zzz 同じくdmonitorからです。
どうぞ
ゲート越え運用
呼出例:Jx1xxx こちらは JR1UTI、さいたま南レピータから須賀川
レピータです。dmonitor運用です。
お聞きでしたらQSOをお願いします。
どうぞ
応答例:JR1UTI こちらは Jx1xxx、須賀川レピータからです。
どうぞ
●特定の局を呼び出す場合(「コールサイン指定呼出」の場合)
〇TOやURに呼び出したい局のコールサインを設定して呼び出しをする場合です。この方法を「コールサン指定呼出」といいます。
〇「コールサン指定呼出」の時は呼び出す相手局が最後にアクセスしたレピータにつながります。山かけかゲート越えになるかはわからないため「山かけ」とか「ゲート越え」とかのアナウンスはしません。呼び出す相手局が最後にアクセスしたレピータが自局がアクセスしているレピータの場合は、ゲート越えにならず山かけになります。
※相手局が自局と同じレピータを使用している場合(山かけ)でも、
TOやURの設定は相手局のコールサインを設定したままでQSOをしても問題ありません。
■レビータ運用
呼出例:Jx1xxx こちらは JR1UTI、さいたま南レピータからコール
サイン指定です。お聞きでしたらQSOをお願いします。
どうぞ
■DVゲートウェイ運用
呼出例:Jx1xxx こちらは JR1UTI、ターミナルモード(アクセス
ポイントモード)からコールサイン指定です。お聞きでしたら
QSOをお願いします。
どうぞ
■dmontor運用
呼出例:Jx1xxx こちらは JR1UTI、さいたま南レピータからコール
サイン指定です。dmonitor運用です。
お聞きでしたらQSOをお願いします。
どうぞ
応答(呼出局と違うレピータ(ゲート越え)で応答)
応答例:JR1UTI こちらは Jx1xxx、須賀川レピータからです。
どうぞ
応答(呼出局と同じレピータ(山かけ)で応答)
応答例:JR1UTI こちらは Jx1xxx、さいたま南レピータ山かけです。
どうぞ
※間違った?呼び出し方 (単なる、ことばの使い方だけですが)
■Jx1xxx こちらは JR1UTI、さいたま南レピータから須賀川レピータ、
コールサイン指定です。
■Jx1xxx こちらは JR1UTI、さいたま南レピータから須賀川レピータ
ゲート越え、コールサイン指定です。
■Jx1xxx こちらは JR1UTI、さいたま南レピータ、山かけコールサイン指定
です。
■CQCQCQ こちらは JR1UTI、さいたま南レピータから須賀川レピータ、
Jx1xxx コールサイン指定です。
■CQCQCQ こちらは JR1UTI、さいたま南レピータ、山かけJx1xxx コール
サイン指定です。
何がおかしいか、わかりますか?
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