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白子

古くから白い動物は、その希少性や見た目の美しさから、神の使いや吉凶の前ぶれなどとして畏れられてきた。アルビノも例外ではなく、古くから信仰の対象として地元の人たちに大切にされてきた例がある。

シロヘビ - アオダイショウのアルビノ。山口県岩国市では比較的シロヘビが多く、この地域のものは国の天然記念物に指定されている。他にも奈良県の大神神社でも白蛇が信仰心されており蛇が現れる杉の木を「巳の神杉」と呼んでいる。弁天ナマズ - 琵琶湖で見られるイワトコナマズビワコオオナマズのアルビノの通称。地元の猟師たちの間では竹生島弁才天(日本三大弁才天)の使いとされる。

タイの白象やヒマラヤのホワイトタイガーはアルビノではない。


シロヘビが目撃されたもっとも古い記録は、『岩邑年代記』(がんゆうねんだいき)にある、1738年元文3年)に横山地区の千石原にあった吉川邸の城門付近での、門番による捕獲記録である。白蛇を神として崇める風習が各地に残る。 一例としては、白蛇の脱け殻(脱皮によるもの)を財布に入れておくと金運が舞い込む。納屋や家屋に住み着くと、その家は栄える。

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