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用纸

印刷用紙の種類と違い

印刷用紙の名称は、「種類」と「厚さ」で示されます。たとえば、「コート90kg」「マットコート130kg」といったものです。最近は印刷発注の際に選べる紙の種類が非常に多いので、どれを選べばよいのかわからないと感じている方もいるかもしれませんね。 「90kg」や「130kg」は、用紙を1000枚重ねたときの重さです。つまり重量が重くなるほど、紙は厚くなるということ。とはいえ、kgの単位で紙の厚さをイメージするのは難しいので、おおよその目安をご紹介しましょう。

  • 90kg … 新聞の折り込みチラシやフライヤー、カタログのページ(中身)などでよく使われる

  • 110kg … 商品パンフレットやマンションの広告など、ある程度しっかりした厚みが欲しい印刷物によく使われる

  • 135kg …カタログの表紙やポスター、商品パンフレットなど、高級なイメージや強度が欲しい印刷物によく使われる

  • 180kg … 郵便はがき、DMなど、しっかりした厚みが必要な印刷物によく使われる

  • 220kg … はがきよりもさらに厚め。名刺やポストカードなど、存在感を発揮したい印刷物によく使われる。

「コート紙」は、表面を光沢のあるコーティングで覆ったもの。ツルツルした手触りで、チラシや雑誌の表紙、カタログなどで使われています。

「マットコート紙」は、光沢を押さえたコーティングで覆ったもの。光を反射しにくく、落ち着いた印象なので、高級品を扱うパンフレットや文字情報が多いチラシなどに適しています。

「上質紙」は、コーティングをしていないので光沢はなく、ややざらついた手触り。コピー用紙やノートの用紙などがそれにあたります。


フライヤーとは英語ではflyer、flierなど表記し、チラシのことです。フライヤーとチラシは厳密な違いはありませんが、街頭などで配りやすい1枚物のA4程度までのサイズがフライヤーと呼ばれ、新聞広告などA4以上の大きさのものがチラシと呼ばれることが多いです。同様なものとしてリーフレットがあります。

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