
和服
✿青苧 あおそ
『青苧』是山野,特别是在人家附近生长的荨麻科多年草本植物。麻分为苧麻(苎麻)和亚麻,青苧便是用苧麻做的。从茎中取出纤维,其纤维暂时会呈现青色,因此被称为青苧。450年前,上杉谦信奖励越后地区带来巨大财富、下赐的纤维原料。谦信公时代还没有缩的技术,所以会制成水色的越后上布。越后缩布是在江户时代形成的。因为透明,透风又凉爽,一般会搭配麻或者絽絹的衬衣穿戴。江户时代,苧麻从最上川通过船运往各地,被做成奈良晒和小千谷缩等高级纺织品的线,用于武士的裃和富裕阶级的单衣上。据说曾有比红花更高的成交价。


✿振袖 あおそ
振袖的原型是振八口(和服衣袖靠近身体一侧的开口)打开未封的儿童小袖(和服旧名),最初功能是散热,与此相对,成年人小袖的袖长相对较短。这一点现代也是一样的,七五三和服的袖长都很长。
这种“振袖”的着用不分男女,甚至有少女比着暗恋对象的衣服做一样的来穿的现象,可见颜色、纹样、构造不分男女无甚区别。井原西鶴的《西鶴俗つれづれ》(元禄8年)记载,一般来说,男孩子在17岁的春天,女孩子无论婚否在19岁的秋天,会把袖子剪短,腋下封口,自此开始着用成年人的小袖。至此所说“振袖”,概念上来说可以照着现代的七五三和服的结构功能来理解。现在所说的“振袖”则成型于江户时代。江户时代前期开始,年轻女性所穿的正装和服的袖长慢慢变长。元禄时代的普通袖长在55cm至95cm左右,到江户末期,袖长达到了95cm~122cm左右。其原因说法众多,其中一说是世道太平,民众对文化的关心度提高,普遍会送女儿去学习舞蹈,起舞时衣袖翻飞更为美观,所以袖子越来越长。其他说法也基本都和经济发展、庶民文化发达有关。之后这一现象也仅在女性服装范围内持续发展,慢慢地振袖和未婚女子挂钩,甚至成了未婚女性认证,一些情况下不穿振袖甚至无法通过门关,所以关所附近大多有振袖租赁店经营
✿白無垢 あおそ
白无垢的下面会穿被称为“掛下”的专用振袖。除非有外出的需要,一般不会像穿和服一样折起来,而是让下摆的裾拖在地上。基本上是白色的,最近也出现了带颜色的掛下。和通常的和服一样,是按照肌襦袢·長襦袢·掛下的顺序穿着、最后使用腰绳和伊达结等装饰品。掛下有婚礼专用的丸帯,一般的带子约30cm宽、并且正反会使用不同的布料,但掛下帯约24~26cm宽、并且正反使用的布料相同。穿上掛下·打掛时需要专用的小物件,根据需要也可以包括修正身形用的毛巾等。
掛下帯はなるべく高い位置で「文庫結び」にすると、白無垢を羽織ったときの後ろ姿がきれいに見えるといわれています。衿の抜き加減は通常の着物姿よりも抜くと美しく仕上がります。抜きすぎると粋になりすぎ、詰めすぎるとカジュアルになってしまいます。掛下の着付けも、白無垢姿を美しく見せるのに大切なポイントです。




帯枕:掛下帯の形を補助する小物です。背中につけて、帯の形を整えます。
帯板:掛下帯を締める際に前後にはさみ、それぞれ前板・後ろ板と呼ばれます。前板は前帯の部分にしわがよらないように、後ろ板は帯の下線を真っ直ぐにする役割があります。長いほうが前板、短いほうが後ろ板です。
腰紐:腰などで結ぶ紐で、長襦袢に1本、掛下に2本、帯の仮留め用に1〜2本必要になります。締まりすぎず、ゆるみにくいモスリン(ウール)素材のものがよく用いられます。
伊達締め:長襦袢に1本、掛下に1本必要です。 長襦袢には衿合わせを安定させるため、掛下には衿合わせを安定させ、おはしょりを真っ直ぐに整えるために使います。
コーリンベルト/打掛ベルト: 白無垢(打掛)の上前を固定するのに用います。
草履(ぞうり):礼装用はかかとの高い草履を用い、かかとが高いほど華やかな印象になります。身長にもよりますが、白無垢には高さ8センチ前後の白の草履を選ぶとよいでしょう。ただし、新郎さまとの身長のバランスに合わせて草履の高さを決めることもあります。一般的には10〜15センチの身長差があるとバランスがよいといわれています。歩きやすさも大切ですが、長距離を歩くわけではないので、迷ったらバランスで決めてよいかと思います。
白無垢用の下着(肌襦袢):白無垢を着るときは通常、和装ブラ→肌襦袢→長襦袢→掛下→白無垢(打掛)の順番に重ね着します。和装ブラはパッドがなだらかなブラトップで代用できます。肌襦袢も長襦袢も下着ですが、長襦袢は見られてもよい下着です。一般的な長襦袢は絹でつくられるためお手入れが大変なので、肌襦袢を着用して汗や皮脂による汚れを防ぐ役割があります。白無垢を着るときは掛下、白無垢ともに、うなじが見えるように衿の後ろをやや下げて着付けます。これを「衿を抜く」といいます。一般的な肌襦袢だと襟ぐりが空いていないので、下着が見えてしまう可能性があります。そこで、婚礼和装専用の花嫁下着は襟ぐりが広く開いています。
足袋:白無垢には白足袋を着用します。足袋のかかとに付いている留め具を「こはぜ」といい、主に4枚こはぜが一般的ですが、婚礼和装や日本舞踊では足首がしっかり覆われる5枚こはぜが正式とされています。素材は化学繊維より、木綿のキャラコ足袋がふさわしいでしょう。


角隠し